アートメイクと聞いて、眉やリップをイメージする人が多いのではないでしょうか?
そんな中で、『ほくろアートメイク』が気になるという方も増えています。ほくろはある場所によって人への印象が変わったり、開運目的でアートメイクする方も。
そこで今回は、ほくろアートメイクの基礎知識から、人気の位置までお伝えしていきます。
ほくろアートメイクとは

『ほくろアートメイク』とは、自分がほしいと思う場所に、人工的にほくろをつける施術のことを言います。実際には、皮膚を傷つけて、色素を注入してほくろを形成する施術です。
眉やアイライン、唇などと比べると施術の面積が小さいので、麻酔を使わず施術できるケースがほとんどです。
ほくろのアートメイクって…する必要あるの?
ほくろアートメイクの需要は増えています。
例えば目を引く場所にほくろがある方って、印象に残りませんか?可愛らしく見えたり、色っぽく見えたり…。
その一方で、自分の顔に特徴がなく印象が薄いと悩む方もいます。そんな方には、ほくろアートメイクで印象を変えてみるのがおすすめです!
ほくろは、目元や口元など、ほくろがあるとチャームポイントが加わり、人からの印象が変わって、魅力アップを叶えることもできます。
また科学的根拠はないものの、ほくろの位置によっては開運効果があるという考えから、ほくろアートメイクをする方も少なくはありません。
ほくろアートメイクのメリット

ほくろアートメイクのメリットについて、主な3つのポイントを確認しましょう。
- 印象を変えることができる
- メイク時間を短縮できる
- 汗や水に強く落ちない
印象を変えることができる
ほくろアートメイクは、顔の印象を変えるのに効果的な施術と言えます。ただし眉やリップのアートメイクのように、メイクとして必須のものというわけではありません。ほくろは、人の印象に残るポイントとして活躍するのです。
メイク時間の短縮
メイクの一環として、アイライナーでほくろをつける方もいます。しかし当然ながら、アイライナーで描き足したほくろは、洗顔で消えてしまいます。その点アートメイクであれば、一定期間は洗って落ちることもなく、メイク時間の短縮になるのです。
汗や水に強い
メイクをしてつけたほくろは、次のような場面で落ちてしまう心配があります。
- 温泉
- 海
- ジム など
一方でアートメイクは、汗や水に強く落ちないため、このような心配はいりません。
ほくろアートメイクのデメリット

魅力的なメリットがある、ほくろアートメイクですが、その一方でデメリットも存在します。施術前に知っておきたいデメリットを紹介します。
- 簡単に消せない
- 施術後1週間はダウンタイムのため、メイクができない
- 皮膚の状態や体質によって、色が定着しにくい場合がある
簡単に消せない
アートメイクの施術では、皮膚に色素を注入します。そのため、一度作ったほくろは簡単に消すことができません。数年間かけて薄くはなるものの、完全に消えることはないのです。
後悔しないためにも、事前にしっかりとカウンセリングを受け、自分の希望の場所や大きさなど相談することが大切です。
ダウンタイム中はメイクできない
アートメイクをした場所は針を刺して色素を入れるので、傷ができている状態。そのためアートメイク後には、傷の修復期間となる「ダウンタイム」が必要なのです。またこの期間、次のような行動の制限もあります。
- 患部へのメイクは1週間ほどできない
- プールや温泉を避ける など
つまりほくろアートメイクの施術は、ダウンタイムの行動制限も考えて、しっかり計画を立てて受けるべきと言えます。
色が定着しない場合もある
皮膚の状態や体質によっては、色が定着しにくい場合もあります。
また次のような方は、色が落ちやすい傾向にあるので注意しましょう。
- 乾燥肌
- 脂性肌
- 代謝が良い
- 代謝を促すようなサウナや運動好き
脂性肌の方は、にじみが目立つ場合もあるので、不安な方はアーティストに相談してくださいね。
【ほくろアートメイク】どこに入れる?人気のほくろの位置

ほくろアートメイクを検討する方にとって、ほくろを描くべき位置は気になりますよね。
ほくろを描く場所によって人からの印象が変わるので、慎重に決めたいものです。ここでは、人気のほくろの位置を紹介します。
口元
人と話す際には、必ず目に入るのが口元。
口元は、ほくろを足すことで、相手に与える印象を大きく変える場所と言えます。
例えばマリリン・モンローは、口元のほくろが印象的です。そこからわかるように、口元のほくろは色っぽさを加えてくれます。童顔がコンプレックスで、大人っぽさをプラスしたい方は、口元のほくろをつけてみてはいかがでしょうか?
目元
口元と同じように、一緒にいれば必ず目に入る目元のほくろ。
目尻や目頭、涙袋にあるほくろには、「泣きぼくろ」や「涙ぼくろ」という名前までついているほど。さらに目元のほくろは、モテぼくろとも言われるように、チャームポイントになる代表的なほくろです。
印象が強く残る顔に憧れる、柔らかい雰囲気がほしいと思っている方には、目元のほくろが良いのではないでしょうか。
耳
耳へのほくろアートメイクも、近年人気があります。口元や目元と比べると、あまり目立たない場所ではあるのですが、次のような方におすすめです。
- さりげないおしゃれを楽しみたい
- 初心者なのであまり目立たせたくない
また耳のほくろは、開運を願ってつける方もいます。特に耳たぶの裏のほくろは、次のような運気をすべて呼び込むと言われています。
- 金運
- 恋愛運
- 健康運
- 仕事運 など
首筋・うなじ
首筋やうなじ、鎖骨にほくろを入れるのも、色気や大人っぽさをアピールしたい時には良いでしょう。ふとした瞬間にチラッと見えるほくろは、人を引き付けることができます。
普段どのような服を着るかによっても、ほくろをつけて印象を変えるのに効果的な場所は変わってきます。自分の魅力を表せる場所を、カウンセリングを通して見つけられるといいですね。
【ほくろアートメイク】施術前に知っておきたい注意点

ほくろアートメイクは、他のアートメイクと比べると施術面積も少なく気軽にできるかもしれません。ただし、肌を傷つけて施術をするということに変わりないので、アーティスト選びやアフターケアなどについて知ることは大切です。
ここでは、施術前に知っておきたい注意点を紹介します。
アフターケアについて知っておこう
ほくろアートメイクの施術後は、ケガをしたような状態。下記のようなアフターケアをしっかり行いましょう。
- 施術直後 2〜3日は、水で濡らさないようする
- 患部が乾燥しないように気をつけて適度な保湿を心がける
- 清潔に保つために、施術部位のメイクについては1週間ほど控える
また患部が腫れてしまったり、赤みが引かなかったりした場合、しばらく様子を見て治まらなければ、クリニックに相談しましょう。トラブルを避けるためにも、施術者の指示に従うことが大切です。
クリニックや施術者選びは慎重に
理想のほくろを手に入れるためにも、施術をしてもらうクリニックやアーティスト選びは慎重に行いましょう。
施術した実績や症例写真は、クリニックやアーティストを選ぶ上での指標となります。ホームページで確認できない場合は、Instagramや公式LINEなどから事前にきちんと確認するのがオススメです。
カウンセリングをしっかり受ける
施術を受ける前に、アーティストに相談したり、カウンセリングをきちんと受けましょう。
カウンセリングを受ける前に、ほくろの位置やサイズ、色などについてもしっかりとイメージし、アーティストに伝えることが大切です。
また施術メニューについても、事前にしっかり確認しましょう。ダウンタイムが一度で済むといったメリットもあるので、この機会に他の部位のアートメイクを一緒に検討してみるのも良いかもしれません。
ほくろアートメイクとセットで、他の部位の施術ができる場合もあります。
肌の状態を事前にチェック
普段からアレルギー体質や敏感肌だと感じている方は、アートメイクをする際にも注意が必要です。
アートメイクには、専用の医療針を使用し、専用の色素を注入しますが、医療針や色素には金属が含まれることも。金属アレルギーの方は事前にパッチテストを受けると安心です。
施術のタイミングの調整が必要な場合も
安全にアートメイクの施術を受けるためにも、施術のタイミングについて考慮が必要な場合があることも知っておきましょう。
例えば次のようなケースで注意が必要です。
- 他の美容施術を既に受けている場合はダウンタイムを終えてから施術を受ける
- 授乳中には、施術可能かどうかも含めてきちんと相談してから施術を受ける
【ほくろアートメイク】費用目安

ほくろアートメイクの料金の相場は、一箇所で10,000〜20,000円ほど。
前述したように、クリニックや施術者によってメニューは異なり、ほくろアートメイクと眉やリップの施術がセットになっていることもあるので、クリニックや施術者に事前に確認しましょう。
ほくろアートメイクで魅力アップを目指そう

今回は、ほくろアートメイクの基礎知識や人気の位置、注意点などを紹介しました。
まだまだ取り入れる方が少ないほくろアートメイクですが、相手からの印象を変えて魅力アップしたい場合やチャームポイント作りにもおすすめの施術です。
視界にしっかりと入ってくる場所にほくろを入れる場合は特に、事前に大きさや位置を相談しておくことが大切。
理想のほくろを手に入れて、魅力アップを目指してみてはいかがでしょうか?
アートメイク(ほくろ)の施術の流れ

STEP 01.カウンセリング
ご自身のお肌の状態や持病等を確認した上で施術を受けることが大切です。事前にアーティストとのカウンセリングを行います。
※クリニックやアーティストによって流れが異なる場合があります。

STEP 02.契約・支払い
施術方法やメニュー、注意点を理解した上で契約を行います。
ほくろの位置や大きさ、色などを決め、支払い手続きを進めてください。

STEP 03.医師の診察
施術ができる状態か、また既往歴の確認など、医師の診察をします。

STEP 04.施術開始
担当のアーティストが、できるだけ痛みを軽減できるよう、丁寧に施術をします。