目を魅力的に見せたり、毎日のメイクの手間を減らしたりできるアイラインアートメイク。アイラインアートメイクの理想の仕上がりを目指すためのポイントや注意点、ダウンタイムの過ごし方などを解説していますので、アートメイクをする際の参考にしてください。
アイラインアートメイクとは
アイラインアートメイクは、目元に色素を注入し、アイラインを長期間にわたってキープする施術です。通常のメイクでは毎日アイライナーを引く手間がかかりますが、アートメイクなら常に美しいアイラインを保つことができ、朝のメイク時間を短縮できます。
タトゥーとは異なり、アイラインアートメイクでは色素を皮膚の浅い層に注入するため、より自然な仕上がりになることが特徴です。また、時間の経過とともに少しずつ薄くなりますが、年齢によって目尻がたれてきたりメイクの流行が変わるので、目尻(テール)を長く引きすぎたり、太すぎるデザインはオススメできません。
アートメイクは医療行為であり、医療機関で医師や医師の管理下で看護師が行う必要があります。ただし、年齢や病気、遠方に住んでいるなどの理由で通院が難しい場合は、下記の条件を満たすことで訪問診療として施術を受けることができます。
- 事前にオンライン診療を受ける
- 医師または医師の指導のもと、看護師が施術を行う
- プライバシーが保てる施術スペースがある など
通常、施術は2~3回行うため、通院が困難な方には訪問看護が便利です。
- 印象的な目に憧れる
- 目をよりパッチリと見せたい方
- まつ毛が薄いのがコンプレックス
- アイラインを均等に描けない方
- まつエクをしている方(まつエクが取れても目力をキープできます) など
アイラインアートメイクの種類
- アウトライン(まぶたの外側)
- インライン(まつ毛の生え際)
- アンダーライン(目の下側)
- テール(目尻)
アウトラインは、目をはっきりと見せる効果があります。インラインは、まつ毛の根元に沿って施術することで、ナチュラルで自然な目元を作ります。テールは目尻の部分に施術し、跳ね上げることで目元を印象的にします。
アイラインアートメイクの持ちはどれくらい?
アイラインアートメイクの持続期間は、個人差がありますが、2年〜3年が目安です。
これは、肌のターンオーバー(肌の新陳代謝)によって色素が体外へ排出されるためです。施術後の色持ちを維持したい場合は、定期的なメンテナンスが必要です。
アイラインアートメイク痛み
痛みの感じ方には個人差がありますが、施術前に麻酔クリームを塗るため、強い痛みは通常ありません。痛みに敏感な方は、事前にアーティストにご相談ください。アイシングをしながら施術をするなどできるだけ痛みの少ない施術の提供も可能です。
コンタクトはアイラインアートメイクの術後どれくらいからできる?
アイラインアートメイクの施術時には、コンタクトレンズを外す必要があります。コンタクトレンズを使用している場合は、ケースや眼鏡を持参してください。また、施術後は目元がデリケートな状態になるため、3日間はコンタクトレンズの装着を避けましょう。
まつエクをしていても施術はできますが、よりキレイな仕上がりのためにも外していただくことをオススメします。なお術後のこまつエクは10日後以降から装着が可能です。
アイラインアートメイクを受ける前の注意点
緑内障などの目のトラブルを抱えている方や、ICL・やレーシック等の術後でダウンタイム中の方は、施術を受けることができません。
施術前のケアとしては、肌を整えるためにこまめな保湿と紫外線対策を心がけましょう。また、前日は飲酒を避け、十分に睡眠を取ることが大切です。
加えて、ビタミンA系のサプリメントなど、皮膚の剥離を促すものは、施術の2〜3週間前までに摂取を中止する必要があります。
アートメイク(アイライン)の費用
アイラインアートメイクは1回あたり3万円~4万円が相場です。 2回、3回セットになるとお得になるケースも多いです。
アートメイク(アイライン)の施術の流れ
STEP 01.お申込み
アイラインアートメイクを希望する方は、下記よりアーティストをお選びの上、お申し込みください。お申込みが完了すると、担当者から問診票が送付されますので、ご記入とオンライン診療の候補日時のご指定をお願いします。施術前に医師の診察を希望する場合は、別途診察の申込みを行う必要があります。
STEP 02.オンライン診療
施術当日、医師がオンライン診療やカウンセリングを行います。施術可能かどうか、健康状態やアートメイクに関する不安などがある場合は、施術申込の前に、医師の診察を受診してください。
STEP 03.麻酔
施術前に、痛みを和らげるための麻酔を丁寧に塗布します。麻酔が効いてから施術を開始いたします。
STEP 04.施術開始
まつエクがあっても施術は可能ですが、施術中に外れてしまう可能性があるため、あらかじめ外しておくことをおすすめします。施術時間は部位やデザインにより異なりますが、一般的には1〜2時間程度で完了します。
STEP 05.アフターケア
施術後は、施術部位がデリケートな状態となっているため、1週間程度は日焼けをしないようにご注意ください。また、色が定着するまでサウナや激しい運動など汗をかく行為は控えましょう。かさぶたができることがありますが、無理に剥がすと色落ちの原因になるため注意してください。
よくある質問
- アイラインアートメイクで後悔しないためのポイントはありますか?
- 後悔しないためには、ナチュラルな仕上がりを選ぶことが重要です。アイラインを太くしすぎたり、目尻のテールを長くしすぎると、年齢とともに瞼や目尻が下がり、不自然な見た目になることがあります。
また、太すぎるアイラインは目を小さく見せてしまう可能性があり、目を囲むようなデザインもつぶらな瞳に見えるため控えた方がよいでしょう。
- アイラインアートメイクの術後いつからメイクができますか?
- アイラインアートメイクの施術後、目元のメイクは約1週間ほど控えることを推奨しています。それ以外の部位のメイクは当日からでも可能ですが、施術部位が安定するまでは目元に負担をかけないように注意してください。
- アイラインアートメイクはどれくらい持ちますか?
- アイラインアートメイクの持続期間には個人差がありますが、一般的には2年から3年程度です。施術後、徐々に色素が薄くなっていきますが、必要に応じてリタッチを受けることで理想的な色味を長期間維持できます。
- アイラインアートメイクの施術を受けるときはまつマツエクを外した方がいいですか?
- まつ毛エクステがある状態でも施術は可能ですが、外しておくことをおすすめします。施術中にエクステが外れてしまう可能性があるため、きれいに仕上げるためにも、施術前に外しておく方が安心です。
- アイラインアートメイクは黒以外でも入れられますか?
- はい、黒以外でも施術可能です。ただし、黒やダークブラウンのような自然な色が推奨されています。オレンジやブルーなどの鮮やかな色は、メイクの幅を狭める可能性があるため、避ける方が無難です。
- 昔入れたアートメイクが残っていますが施術はできますか?
- 過去のアートメイクが残っている場合は、まずアーティストにご相談ください。特に、1年以上消えないアイラインは、リムーバルや色変更では修正が難しく、レーザー除去が必要な場合があります。